ベトナムの参入による外国人居住者数の記録

ベトナムの参入による外国人居住者数の記録

ベトナムからの留学生や技能実習生の急激な増加により、日本における外国人居住者の数が増加の一途をたどっていると法務省が3月22日に発表しました。

12月31日には日本における外国人居住者が2,731,093人となり、2017年の同日と比較すると、169,245人増、6.6%増となりました。

在日ベトナム人は26%増の330,835人となっています。

法務省によると、日系企業のベトナムへの参入により、ベトナムの若者の日本への興味が深まり、留学生や技能実習生の増加に繋がったとのことです。

最新の発表によると、在日外国人の数は4年連続記録更新となっています。

2017年の技能実習生は、54,127人増で、300,000人を超えました。

法務省は1月1日現在、74,167人が日本に不法滞在しており、その数は2018年から7,669人増となっています。今年に入り、不法滞在者数は5年連続増加となっています。

在日中国人が764,720人と最大で、次いで韓国人(449,634人)、そして3番目がベトナム人です。

居住形態別に見ると、337,000人が留学生で、2017年は8%増となっています。外国人留学生は全外国人居住者のうちのおよそ10%を占めています。技能実習生は合計で338,360人で、20%増です。

ベトナムからの技能実習生は164,499人で、およそ30%増となっています。

2012年には、現在の統計の形式を取るようになってから初めて、外国人留学生と技能実習生が特別永住権を持っている韓国人や他の外国人の数を超えました。

不法長期滞在者のうち、韓国出身者は12,766人で、ベトナム人は11,131人、中国人は10,119人です。ベトナム人の数は2018年に65%増となりました。